こんばんわ、しなやすです。
今回の記事は、風来のシレン、もとい不思議のダンジョンシリーズで攻略する上で最重要ともいえる立ち回りについて徹底考察していきます。
上達したいなら立ち回りを磨け、立ち回りを考えたほうがいいってな具合に、何かと上達やら難しいダンジョン攻略において頻繁に使われる立ち回り。僕は格ゲーやってたから意味はしっかりわかります。が、この記事を読んでくれた貴方にとってはおそらく聞き慣れない言葉でしょう。そしてこう疑問に思うわけです。
「そもそも立ち回りってなんぞや?」と
僕が答えましょう。
立ち回りとは、そのフロアのモンスターの特徴とその冒険のアイテムの引きを総合判断してのリスクマネジメントです。
と、これでもまだイマイチピンときませんね。何せ立ち回りって言葉だけで範囲が膨大すぎますので、なかなか一語でまとめるのは難しいものです。ですが私、できました。
立ち回りとは、HP管理、またはリスク管理のことを指します
「立ち回りが上手い」というのは、HP管理がうまいということです。
ピンチな状況に陥ることが少ない、そもそも危機的状況に直面することが他のプレイヤーと比較して少ない。
シレン、もとい不思議のダンジョン系のゲームの上達において最も重要な立ち回り。
それを今から考察していきます。
目次
理想は、極力モンスターと出会わない立ち回り【気配察知の腕輪】
いきなりだが、理想の立ち回りって何だろうか。HP管理、つまりなるべくHPを減らさなけらばいい。
ということは、極力モンスターと遭遇しないような立ち回りが理想ということになる。
序盤はともかく、中盤以降はモンスターと出会う=HPを削られるリスク、もしくはアイテムというリソースを消費する可能性が生まれるからだ。
そのためにもモンスターの挙動の理解が重要になってくる。
それについてとにかく理解しておきたいのは
- 通路で分かれ道がある場合は直進
- 部屋内でシレンを発見して追跡状態になったモンスターは、シレンが通路に逃げ込んで3マス分進むと追跡をあきらめて別の通路へ向かう
この2つが非常に重要。
①の特性を理解すれば、トンネルの杖やつるはしで安全地帯をつくってやりすごす事ができる。
一本道の通路にトンネルの杖かつるはしで縦(横)に壁を掘ってその中で足踏み。
モンスターは曲がり角、つまり新しく開通した道に来たとしても曲がることはなく、そのまま直進していく。(2マス以上掘る事)
②の追跡振り切りが素晴らしいのは、アイテムを使うことなくモンスターを撒けること。
中盤以降、モンスターの火力がインフレ傾向にあるシレン5ではこのテクニックを使いながら態勢を立て直す立ち回りは必須。
気配察知の腕輪が最強と言われるのは、こういった立ち回りが至極簡単に実行できるから。
気配察知があることで他の全てのアイテムを節約できるといっても過言ではない。
【直接攻撃】自分の武器・盾の印の把握
モンスターと極力遭遇しないのが理想・・・だけどもどうしても遭遇してしまうもの。
ずっとモンスターから逃げていたのではいざという時の直接対決で弱いまま。
全部のモンスターから逃げるのではなく、現状の装備している武器と盾の強さ、それと印によってガチるモンスター、逃げたほうがいいモンスターを判別しよう。
HP管理という観点で直接攻撃に求められるのは、一撃で倒せるかどうかの火力。次いで、状態異常印が入ってるかどうかも。
モンスターを確一で撃破できるのなら、それが一番だ。ノーダメージで、かつノーコストでモンスターという99Fを目指す上での障害を取り除けるのだから。
金食い虫こん棒が強い真の理由は、育ち切れば圧倒的な火力をもってして敵を鎮圧することでHP管理がしやすくなるから。ギタン消費という条件付けではあるが、計画的にギタンを貯めるプランを練る事でこの点はクリアされる。
ところで、直接攻撃の最大の利点って何だろうか。
モンスターを倒すこと?いいや違う。
直接攻撃という、いつでもどこでも可能なシレンの基本動作によって、杖・草・札などの消費アイテムを節約できることにある。
直接攻撃はノーコストで攻撃できる。 当たり前だが直接攻撃に使用回数は存在しない。
究極の消費アイテム節約は直接攻撃。
しかしである。
モンスターに近づかなければいけない。そして常にリスクもある。攻撃が外れたときだ。
武器だけガチガチに鍛えたとしてもミスがある以上危険であることには変わりないのだ。
そこで盾の強さが初めて求められる。攻撃がミスったとしても被ダメが小さければどうということはない。
また特定のモンスターの特技を無効化できる装備の場合はドンドンガチっていこう。
例えば魔法ダメージ印が入った盾を装備していれば、ガラ上流魔道士と遭遇してもさして脅威ではないはずだ。
現状の装備の印や強さでも足りてないモンスターと対峙せざるを得ないに初めて、杖・札などの無力化アイテムを消費するのだ。その時まで温存・節約するという意識が立ち回りでは非常に大事。
さて、先ほどの話といきなり矛盾するが、被ダメが小さくなるほど盾というのは実は持ち込み不可においては存在しない。
昼の盾?いいや、確かに被ダメが目に見えて小さくはなるが、それはせいぜい原始で言う30~50Fあたりまで。
深層の高火力モンスター(ポヨッティー、ナシャーガ等々)にもガチれるかと言われれば決してそんなことはない。奴らの腕力は昼の盾の堅牢さすら貫通する。さらに、中盤でもモンスターに囲まれたら流石の昼の盾の性能でも一方的に嬲り殺しにされるだけだ。
そう。深層においては近づかれることそれだけ非常に大きなリスクなのだ。
【間接攻撃】矢、石でやられる前にやる
直接攻撃では結局のところ立ち回りに最後まで不安が残る。
どうすればいいのか。
矢の出番である。近づかれる前に倒せばいいのだ。
矢は直接攻撃と違って、本数がある。これまた当たり前の話だが有限なのだ。
しかし極めて低リスクで攻撃可能。外したとしてもモンスターとの距離は遠いので反撃を食らわない。
幸いシレン5では矢稼ぎが非常にやりやすいゲームなので、矢稼ぎ可能な状況ならば満腹度の許す限り限界まで矢を集めよう。
矢を大量に集めさえすれば安定した立ち回りがようやく可能か・・・と思うかもしれないがやはり現実はそんなに甘くない。
原始のような視界不明瞭が常のダンジョンでは、通路で移動中に出会い頭にいきなり攻撃されてしまうからだ。
その対策として、自分が進む通路の先へ矢を放って視界の先にモンスターがいるかどうか索敵する立ち回りがある。また、デブータの石を曲がり角に差し掛かる時に投げ続けて索敵という、とてもめんどくさい索敵もある。この2つで通路の大部分のリスクは排除できた。、しかしそれでもまだリスクは残っている。
どんなにリスク管理を徹底したとしても、モンスターとの距離に気をつけたとしても絶対にモンスターと近くなってしまう状況が万人に発生してしまう。
開幕である。
開幕が一番リスクが大きい
そう、開幕。
ここだけは人類平等の危険な場面。
開幕誰もいないこともあれば、2,3体のモンスターが近くにいることもあれば、開幕小部屋モンスターハウスという最悪の展開も大いにあり得る。
※大部屋モンハウは矢が充実していれば割と安全。モンスターにもよるけど。上位ラビがいたら最悪。
直接攻撃も間接攻撃も、モンスターの集団の前ではリスクが非常に高くなる。
ここで一番輝くのが、巻物を筆頭とした杖・草・札のサポートアイテム群だろう。
特に巻物は範囲が全体かつ効果が必ず発動する。召喚のワナを踏んだ時のような小ピンチでは小回りが利かない巻物の活躍する場面は、まさしく小部屋モンハウのような大ピンチの場面。
直接、間接で散々節約したアイテムを、ここでは遠慮なく消費しよう。やらなければやられる状況だ。ケチっている場合じゃない。
それでも理不尽なモンスターにはやられる だから対策アイテムを集めるんや
悪いニュースがある。
武器も盾も印を揃え、矢稼ぎもしっかりやって、開幕モンハウに備えて万全の準備をしたとしても、最後にして最大のリスクが存在する。
ドレッドラビ・アークドラゴンのような理不尽モンスターである。
同じフロアに滞在しているだけで
- ドレッドラビに他のモンスター共々呼び出しを食らって一瞬のうちに袋叩き
- アークドラゴンの固定30ダメのブレスが飛んできてジリジリ削られる
常に超がつくほどのハイリスクな立ち回りを強いられるのだ。
どんなに良いアイテムをたくさん引いた冒険だとしても、対策アイテムを持っていなければ、ふるいにかけられてあっという間にやられてしまう。
下記リンクに危険モンスターの対策アイテムを列挙した。参考にされたし。
⇒【シレン5】ねだやしの巻物を当てるモンスター候補【アイテム別優先順位付】
万全の装備と対策アイテムを揃えた状態での即降りが最強
武器も盾も、矢も、モンハウ対策のアイテム、さらには理不尽モンスターの対策アイテムもバッチリ備えた。
その装備、持ち物が仕上がった状態を目指すのが、即降りするのが最強。
即降りは、フロア巡回と比較してモンスターと無駄に接触する機会が激減かつアイテムも節約、結果HPも最大に近く保つことが出来る最強の行動。
ダンジョンの最終目的は、99Fの階段を降りる事。即降りはその目的遂行のために一直線で辿り着く手段。
レベルを上げるのは、深層のモンスターに立ち向かうための必要十分なHP分を確保するため。
モンスターを倒すのは、経験値を得てレベルアップするためではない。
レベルアップによる最大HPアップをどんどん重ねて最終的には深層でも最低1,2発は耐えられるHPにするためだ。
武器、盾に入れるHPアップ系の印も同じ理由。
また、HPが多いと、プレイヤー側のミスによってHP管理が多少危うくなってもリカバリーが効きやすくなるという利点もある。
ほんとにそれ、全フロア回る必要あります?
万全の装備と対策アイテムが揃うまでは、アイテムを回収するために全フロア巡回しがち。
だが、時と場合によっては必要ないことが多い。
だいたいのダンジョンの1フロアの床落ちアイテム数は5つ。
そのフロアで拾ったアイテムを数える癖をつけよう。もうすでに5つ拾ったのなら、稼ぎ以外で滞在する理由はない。満腹度の無駄だ。降りてしまおう。
また、3つ4つ拾ってあとの1つを躍起になって探すこともない。そのあと1つを探すあまりに無駄にターンを割いて満腹度を無駄に消費するだけでなく、巡回することでモンスターと遭遇する機会も必然的に増えるため、ピンチになる可能性だって生まれてしまう。割り切って降りる判断を覚えよう。
合成素材の貯め込みによる持ち物欄逼迫をやめよう。
これ初心者にすっげえありがち。
確かに武器と盾を強くするのは立ち回り安定の第一歩ではあるが、だからといって緊急回避アイテムの枠まで割くのは非常に危険。その状態でモンハウに出会ったが最後、なすすべもなくやられてしまうだろう。
まとめ
リスク管理イコールHP管理。
万全の装備と持ち物を揃えることをまずは目標に。いかにhpを減らさずにゴールするか。
今回の記事は、巷にある「あと一回で倒せるけど、外れたら死ぬ場合は杖を使え」のような実践的な内容とは正直違います。どちらかというと、なぜ立ち回りが重要なのかという理論編です。
だけどその理論さえつかんでしまえば、細かな立ち回りでの最適解がおのずと見えてくるはずです。
合言葉は、「極力HPを減らさない」「早期に武器と盾、矢、対策アイテムの充実を図る」これです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
また次の記事でおあいしましょう。